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株式会社モリモトアトリエ一級建築士事務所 morimoto atelier architects

TEL. 03-6432-9825

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1-8-11-307 sendagaya Shibuya-ku Tokyo

見出しBAUBIOLOGE-バウビオロギー

バウビオロギーについて

あまり聞きなれない「バウビオロギー」という言葉ですが
日本語では「建築生物学・生態学」と訳します。

「バウビオロギー」を建築設計の分野で説明することは
大変難しいのですがイメージとしては
自然の持つ特性を最大限に活用し、
人と環境にやさしい建築をデザインすることだと考えています。
それは人々の生活の場に安全で健康的な環境を作り出す仕組みであり
これからの建築に欠かすことのできない思想です。
そして、科学的、学問的な理論に基づいて探求と続け進化していく思想が
「バウビオロギー」だと思います。

バウビオロギーは1960年代にドイツ・オーストリア・スイス・オランダを中心に
「住環境と人間の全体的諸関係についての学」
として科学的な研究が続けられてきました。
日本では「日本バウビオロギー研究会」が
日本の風土や文化、環境にあったバウビオロギーの実践について研究活動を行うと共に
広く社会に浸透するよう通信教育制度を設け
認定の「バウビオローゲ」(バウビオロギーの知識を持ち実践する人)の育成に取り組んでいます。

「日本バウビオロギー研究会」へのリンク

バウビオロギーとは

 「バウビオロギー」とは何なのでしょうか?
ここではその内容を分かりやすく解説している書籍
「バウビオロギーという思想」(アントン・シュナイダー/石川恒夫)
に基づいてご紹介していきたいと思います。
ご興味を持っていただいた方はご一読をお勧めいたします。
バウビオロギーのルーツやさまざまな分野にわたるその活動、実践の様子が直接伝わると思います。
 以下に「バウビオロギー入門」(アントン・シュナイダー著/石川恒夫訳)の「第5章 健やかあ住まいづくりのためのバウビオロギー」に記載されている「バウビオロギーの概念」の部分を抜粋いたします。バウビオロギーという建築の考え方の起源や私たちの生活とどのように関わっているのか、分かりやすく紹介されています。

バウビオロギーの概念
 まず住まいを、有機体としてとらえる必要がある。人間の第三の皮膚はそれゆえ、直観できる適切な名称である。それによって、私たちがいかに身近な環境と折り合わされた存在であり、互いに依存しているかが表現されている。

 概念としてバウビオロギーを規定するならば、住環境と人間との全体的諸関係についての学である、と表現できよう。
 その大事な点は「全体的」という箇所にある。関連するあらゆる諸認識を包括、統合していくことによってのみ、既存の諸問題は解決の道を見出すのである。

 バウビオロギーの意味は、その由来に関することばを並べてみると、より近づきやすくなるであろう。 バイオロジー(生ける存在)と住まい(住環境)のあらゆる領域が、ロゴス(生ける論理)の導きのもとに、互いに密接に関連しあう。

図 バウ・ビオ・ロギー (BAU・BIO・LOGIE)
●バウ(建築)
 家(Haus)、皮膚(Haut)、
 館(Heim)、故郷(Heimat)
 住居(Wohnung)
 なじみ(Gewohnung)
 安心感(Geborgenheit)
 小屋(Hutte)
. 帽子(Hut)、 保護する(huten)

●ビオス(生命)
 いのち、生命力、自然との相関
 活気のある世界

●ロゴス(理論)
 ことば(判断、教え)
 創造力、エネルギー、受肉
 株序づける宇宙の理性
 調和、生命力
 宇宙、全体性、統一性(肉体・魂・精神)
 文化

つまりバウビオロギーは、生物学的・文化的な方向を意識した専門領域であり、その意味でせまく限定された高度な専門領域ではなく、むしろさまざまな専門領域を包括し、横断していくものである。
 このような精神的な意味合いを概観すれば、人間と文化は住まいづくりの中心に立つことが明らかとなる。もし、根源的な住まいの要求を満たすための「生命の論理」(生物学)の原理が欠けたならば、建築文化と建築芸術は地に落ち、建築の営みは、野蛮で、魂のこもらない、非人間的で、無責任なものとなるであろう。人間が肉体的、魂的、精神的に病んでいる現代の状況が、このことをあまりにもはっきりと示しているではないか。

 ギリシャ語のlogos(理性)、arch(始まり)、ur(源)は、互いに近い関係にあり、Biologie(生物学)、Architektur(建築)、Kultur(文化)もそれゆえ、根源性、生の統一性、創造の原理がそのことばに込められている考えられる。この意味において、建築家は創造主もしくは創始者なのである。

 建築家オットー・バルトニング(Otto Bartninng)(※)のことば
「世界のきずなと静止認な献身の気分をもつことによってのみ、私たち建築家にものをつくる意思と、自由への勇気が湧いてくる。それは創造への愛からものをつくり出す人間への、根源的な委託である」
健康な住まいづくりのための指針

「バウビオロギー25の指針」
1.建設敷地を吟味する
2.工業地帯の中心や幹線道路から住居地をはなす
3.緩やかに分散した建築の風景、緑あふれるジードルンク
4.自然とむきあう、個性的で人間的な住環境とは
5.自然素材を適材適所に
6.周壁面は呼吸できるように
7.室内の湿気を、吸放湿性のある建材によって調節する
8.空気中の汚染物質を、建材の吸着性によって無害化する
9 .断熱、蓄熱のバランスを
10. 室内空気温度と周壁面温度のバランスを

11.太陽エネルギーを有効利用しっつ、放射熱による暖房を
12. 新築物件の湿気と建材の乾燥
13. 心地よい室内の匂い、有毒ガスを放出しないこと
14. 色彩、照明、自然採光のバランスを
15. 遮音、振動の検討
16. 高い放射能を放たない建材を用いる
17.自然の大気電場を保持する
18. 自然の磁場を歪めない
19. 人工の電磁場を広げない
20. 生命に必要な宇宙的・地上的放射線を変えない
21.空間造形のための生理学的認識
22. 調和的な尺度、プロポーション、フォルム
23. 環境問題と製造エネルギー
24. 限りある資源、貴重な資源の乱開発に歯止めを
25. 社会に負荷を与えない
少し長くなりましたが、内容が直接伝わるように書籍の一部を抜粋いたしました。
また、この文章も全体の中の一部です。
バウビオロギーへの入り口になればと思ってます。

書籍紹介

 バウビオロギーに関する書籍を紹介いたします。

バウビオロギーという思想
著者 アントン・シュナイダー
   石川恒夫
健康な住まいへの道
著者 ホルガーケーニッヒ
監修 高橋 元
民家のしくみ
著者 坊垣和明
バウビオロギー
発行 日本バウビオロギー
   研究会
編集 石川恒夫

モリモトアトリエの建築紹介

 モリモトアトリエが設計したバウビオロギーを紹介します。
都市部や住宅密集地の場合、耐火基準や耐震基準といった法的な規制、及び防犯や視線など生活面からの必要性を含め、風通しや自然な光の取り入れ方、通りや近隣からの視線の調整などに配慮し、健康に暮らせる住まいづくりや建築の設計を行っています。
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